Apple configurator 2 制限 一覧

Apple Configurator 2.5 以降では、購入場所に関わらず、モバイルデバイスを Apple 展開アカウントに追加できます。すでに自動デバイス登録を使用していて、Apple 展開アカウント以外で購入したモバイルデバイスを管理する場合、このワークフローでは iPad、iPhone、Apple TV を自動デバイス登録で登録した後、Jamf Now で登録できます。

Apple Configurator、デバイスの構成をサポートする Apple の無料プログラムです。Apple Configurator に関する詳細は、Apple Configurator ユーザガイドを参照してください。

要件

  • Apple Business Manager または Apple School Manager に登録されていて、このアカウントが Jamf Now とリンクしていることを確認してください。詳しくは、自動デバイス登録を設定する を参照してください。
  • iCloud でデバイスをバックアップしてから、デバイスをワイプして工場出荷時の状態に戻します。Apple Configurator を使ってデバイスをリストアできます。
  • Settings (設定) App から Find My iPhone (iPhoneを探す) をオフにして、アクティベーションロックを無効にします。
  • デバイスに有効なネットワーク接続があることを確認します。
  • 最新バージョンの Apple Configurator を使用し、Apple Business Manager または Apple School Manager のアカウント資格情報を使用して Apple Configurator の Accounts (アカウント) メニューにサインインしていないことを確認します。サインインしている場合、新しいデバイスを登録し、管理対象 App をインストールする Jamf Now's 機能が中断されます。

  1. iPad や iPhone の場合は Lightning - USB ケーブル、Apple TV の場合はイーサネットケーブルを使ってデバイスとコンピュータを接続します。
  2. Trust This Computer? (このコンピュータを信頼しますか?) というポップアップウィンドウが表示されたら、Trust (信頼する) をタップします。
  3. Apple Configurator を開き、以下に従います:

    • デバイスが表示され、現在監視されていないことを確認します。

    • デバイスのシリアル番号 (Apple Configurator の情報ビューで確認できます) をメモします。後で Jamf Now と同期している MDM サーバにデバイスを割り当てる際に必要になります。

  4. デバイスを選択し、Prepare (準備) をクリックします。
  5. Prepare Devices (デバイスを準備) ダイアログボックスで、
    1. Prepare with Manual Configuration (手動構成で準備)Add to Apple School Manager or Apple Business Manager (Apple School Manager または Apple Business Manager に追加) チェックボックスにチェックを入れます。
    2. Activate and Complete Enrollment (登録をアクティブ化と完了)Enable Shared iPad (共有 iPad を有効化) チェックボックスにはチェックを入れないでください。
    3. 「Supervise Devices (デバイスの監視)」は自動的に選択されます。チェックを入れたままにしておいてください。
    4. (オプション) ここで、「Allow devices to pair with other computers (デバイスと他のコンピュータとのペアリングを許可する)」も選択することをお勧めします。
    5. Next (次へ) をクリックします。
  6. MDM サーバのダイアログボックスの Enroll (登録) で、

    • 今回初めて Apple Configurator を使用する場合は、New Server (新規サーバ) を選択します。

    • 以前に Apple Configurator を使ったことがある場合は、リストから自分の MDM サーバを選択します。

  7. Next (次へ) をクリックします。
  8. 「Define an MDM Server (MDM サーバを定義)」で、
    1. 自分のサーバのディスプレイ名 (例: Acme MDM) を入力します。
    2. Jamf Now の URL を入力

      注:

      自分の Jamf Now 登録 URL を検証するには、Jamf Now にログインして、Open Enrollment (オープン登録) をクリックして、「Open Enrollment Link (オープン登録リンク)」セクションの下にあるリンクを確認します。Jamf Now 登録 URL はアカウントに対して一意で、オープン登録リンクと一致しています。例えば、リンクが https://go.jamfnow.com/xyz の場合、URL は mdm-na1.jamfcloud.com/mdm/enroll/xyz/dep となります。次回 Apple Configurator を使用する時に、一意の URL を選択リストからお使いいただけます。

      Apple configurator 2 制限 一覧

  9. Next (次へ) をクリックします。

    注:

    次のエラーメッセージが表示されます。このメッセージを無視して、Next (次へ) をクリックします。

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  10. MDM サーバ用のトラストアンカー証明書の追加を求めるプロンプトが表示されます。次の手順に従って、証明書を追加します。

    1. 下記が表示されていることを確認します。*.jamfcloud.com.

    2. これを選択して、次に Next (次へ) をクリックします。

    3. Apple 展開アカウントにサインインします。この時、必ず Apple Business Manager または Apple School Manager への登録時に使用した Apple ID を使用します。2 段階認証で ID の確認を求めるプロンプトが表示される場合があります。

  11. 監視 ID を生成または選択します。今回初めて Apple Configurator を使用する場合は、Generate a new supervision identity (新規サーバ ID を生成) を選択します。
  12. デバイス上に表示するセットアップの手順を選択します。このワークフローを数人のユーザでテストして、現在の構成の適正を確認することをお勧めします。
  13. 次のいずれかの方法で、デバイスを制限されていないネットワークに接続します。

    • セルラー接続を使用します。

      有効なセルラー接続を備えたデバイスは、Wi-Fi に接続する必要はありません。

    • 「ネットワークプロファイルの選択」ステップで Wi-Fi プロファイルを作成してアップロードします。Apple Configurator を使用して、 に移動してこのプロファイルを作成します。

      これは、個々のデバイスごとに Wi-Fi パスワードを手動で入力する必要がないため、複数のデバイスを準備する場合に推奨されるオプションです。

    • 初期設定アシスタント中にデバイスを手動で Wi-Fi に接続します。

    重要:

    ステップ 14 を完了する前に、デバイスに有効なネットワーク接続が必要です。そうしないと、Apple Business Manager または Apple School Manager への登録が失敗し、次のプロセスをやり直す必要があります。

  14. Prepare (準備) をクリックします。

    デバイスが既に設定されている場合、デバイスの消去を求めるプロンプトが表示されます。Apple 展開アカウントの Apple ID パスワードの入力を求められる場合があります。デバイスは再起動して、アカウントに追加されます。これには数分かかる場合があります。「Hello (ハロー)」画面が表示されたら、ステップ 17 まで進みます。

  15. Apple Configurator がデバイスの準備を完了した後に、デバイスをコンピュータから切り離します。

    デバイスのセットアップを終了しないでください。

  16. Apple Business Manager または Apple School Manager にログインし、次の手順を実行して、Jamf Now と同期している MDM サーバにデバイスを割り当てます。
    1. Devices (デバイス) タブに移動し、Search Devices (デバイスを検索) フィールドに割り当てるデバイスのシリアル番号を入力します。
    2. Edit Device Management (デバイス管理を編集) をクリックして、Choose Device Management (デバイス管理を選択) ポップアップメニューから、Jamf Now アカウントに関連付けられている Jamf Now MDM サーバを選択します。
  17. Jamf Now の タブの下にデバイスが表示されていることを確認します。Auto-Enrollment (自動登録) にデバイスがすぐに表示されない場合は、Sync Devices (デバイスを同期) をクリックして、Apple Business Manager または Apple School Manager と同期します。
  18. モバイルデバイスで、セットアップの手順を実行します。Remote Management (リモート管理) が表示されている場合、登録が進行中であることを示します。
モバイルデバイスは、自動デバイス登録で登録された監視対象デバイスとして Jamf Now に登録されています。デバイスは、Apple Configurator の Supervised (監視対象) タブの下にも表示されます。

注:

Apple Configurator を使用して iPad、iPhone、Apple TV を追加すると、そのデバイスは暫定的に管理されます。暫定管理とは、デバイスによって、管理の最初の 30 日間はリモート管理を終了できるようになることを意味します。この期間中、ユーザには更新された管理状態を通知するバナーが表示され、Settings (設定) メニューで MDM 管理を解除できます。暫定管理は 30 日後に終了します。この時点でバナーが非表示になり、ユーザは MDM 管理のオプトアウトができなくなります。

Apple Configurator 2の管理対象は?

Apple Configurator 2の対応デバイス Apple Configurator 2ですべての端末が管理できるわけではないので注意が必要です。 2020年12月時点では、iPad、iPhone、iPod touch、Apple TVの4端末に限られます。

Apple Configuratorの用件は?

Apple Configuratorの要件.
iPad Pro..
iPad mini..
iPhone..
iPod touch..
Apple TV(第3世代)プロファイルのインストールのみ.
Apple TV(HDまたは4K).
Appleシリコン搭載の特定のMacコンピュータ(ファームウェアの復活または復元)。.

iOS MDMのアプリ制限は?

アプリケーションの利用を制限したい場合は以下の手順で設定します。 1.作成したプロファイルを選択し「iOS制限設定」→「新規作成」または「編集」をクリックします。 2.「App制限」から「一部のAppのみを許可」または「一部のAppを許可しない」を選択し、「+」をクリックします。

管理対象Apple IDの制限は?

管理対象Apple IDと個人用デバイス 生徒が管理対象Apple IDを個人所有デバイスで使用する場合は、iCloudキーチェーンを使用できません。 また、FaceTimeや「メッセージ」など、ほかの機能が教育機関によって制限されることがあります。