ワンランク上の音質を楽しめると人気の、SENNHEISER(ゼンハイザー) CX Plus True Wireless。「音が鮮明で聴きやすい」といった高評価な口コミがある一方で、「ノイズキャンセリングが弱い」「耳が痛くなる」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか? Show
そこで今回は、SENNHEISER CX Plus True Wirelessを含むノイズキャンセリングイヤホン全19商品を実際に使って、iPhoneでの音質・Androidでの音質・ノイズキャンセリング性能・使いやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね! 2022年03月31日更新 株式会社マイベスト mybest編集部 …続きを読む 徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、おすすめ情報サービス。 月間3000万以上のユーザーに向けて、「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、最高の選択体験を提供するために、毎日コンテンツを制作中。 mybest編集部のプロフィール
すべての検証はmybest社内で行っています 【総評】シンプル操作でペアリングも簡単。奥深い低音と臨場感あるサウンドで、AndroidユーザーにぴったりSENNHEISERCX Plus True Wireless12,078円 総合評価
SENNHEISERのCX Plus True Wirelessは、操作性を重視する人・Androidで聴きたい人におすすめです。実際に使ってみたところ、ペアリング・基本操作ともに非常にシンプルで、はじめてでも直感的に扱えました。フィット感もよく、長時間安定して装着できますよ。 音質については、Androidは立体感と奥行きある音色が印象的。クリアな歌声・厚みのある中音・深い低音のバランスが取れており、聴けば聴くほど楽曲のよさを味わえました。集中してじっくり聴きたい人にも向いています。 iPhoneは低音と楽器の再現性が豊かで、ジャズ・オーケストラともに雰囲気ある音色を表現。Androidと異なり歌声はややこもりがちなので、ボーカル曲より楽器メインの曲に適している印象です。 価格は執筆時点で税込19,800円(公式サイト参照)。ノイズキャンセリングは全体的に控えめでしたが、高い遮音性にこだわらなければ使い勝手のよいアイテムです。外音取り込みやアプリ機能も備え、使い方次第で楽しみ方も広がりますよ。Androidユーザーなら、候補に入れてみてはいかがでしょうか
SENNHEISER CX Plus True Wirelessのデメリットが気になる人におすすめの商品を紹介!実際にSENNHEISER CX Plus True Wirelessと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。 SENNHEISER CX Plus True Wirelessよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット (1位/43商品) 音質・ノイキャン・使いやすさとも最高峰のベスト・バイ BOSE Bose QuietComfort Earbuds II (4位/43商品) 深みのある低音で聴きごたえ十分。雑音もかなりカットされた Devialet Gemini (5位/43商品) すべての音が鮮明かつ、ライブ会場にいるかのような臨場感 パナソニック ワイヤレスステレオインサイドホン (6位/43商品) まるで生音のようなリアルな音。機能性やノイキャン性能も十分 ディーアンドエムホールディングス DENON AH-C830NCW (9位/43商品) 鮮やかで精細なサウンド。装着感も優秀でコスパもいい SENNHEISER CX Plus True Wirelessとは今回ご紹介するのは、ドイツの老舗音響機器メーカー・SENNHEISERが手がけるCX Plus True Wireless。「こだわりの音色だけに包まれる」がコンセプトの、完全ワイヤレスイヤホンです。 高音質コーデック対応で、ハイレゾ相当のサウンドを楽しめると謳われています。 音質に関わるコーデックは、SBC・AAC・aptXに加えてaptX Adaptiveにも対応。iPhone・Androidともに、音質劣化の少ないサウンドが期待できます。 <各コーデックの説明>
スマホ側も対応している必要があります 外部のノイズを遮断する、アクティブノイズキャンセリングを搭載しているのも魅力のひとつです。イヤーチップのフィット感を高めてノイズを遮断するパッシブノイズアイソレーションも搭載。2つのノイズキャンセリングが効果的に働いてくれるので、高い遮音性が期待できます。 さらに外音取り込み機能も内蔵。音楽を楽しみながら、周りの会話をクリアに聴き取れるのがうれしいポイントです。 通話品質にも注力しており、左右それぞれにQualcomm社製チップとノイズ軽減マイクを搭載。周囲の雑音を抑えて、自分の声を相手にクリアに届けます。 自分の声がイヤホンから聞こえる側音機能も備わっており、声のボリュームが大きくなってしまう心配も少ないでしょう。 専用アプリ「Smart Control」を利用すれば、カスタマイズも可能。以下のような機能を楽しめるほか、音楽再生の設定やボイスアシスタントの呼び出しにも対応しています。
接続の安定性を左右する通信規格はBluetooth5.2と高く、音飛びや遅延も少ないでしょう。 1.5時間のフル充電で、イヤホン単体なら最大8時間、充電ケースを使えば最大24時間の連続再生が可能。10分の充電で1時間使用できる急速チャージにも対応しており、充電を忘れがちな人にも重宝します。 防滴仕様はIPX4相当あり、小雨程度であれば故障のリスクも低いでしょう。ただし雨が激しく振っている場合は外してくださいね。 イヤホンの形状は密閉性の高いカナル型で、片耳の重量は6g。カラーはブラック・ホワイトの2種類が用意されています。 付属品は、イヤーピース(XS・S・M・L)・充電ケース・充電用USB-Cケーブル・クイックガイド・セーフティマニュアル。取扱説明書は、公式サイトからのダウンロードが可能です。 SENNHEISERのノイズキャンセリングイヤホンには、原音を忠実に再現した高音質が魅力のMOMENTUM True Wireless
2もラインナップ。細部までこだわった美しいデザインで、耳元をスタイリッシュに演出しますよ。 このほか、旅行用ノイズキャンセリングヘッドホンなども販売しています。気になる人は、公式サイトものぞいてみてください。
実際に使ってみてわかったSENNHEISER CX Plus True Wirelessの本当の実力!
今回は、SENNHEISER CX Plus True Wirelessを含むノイズキャンセリングイヤホン全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。 具体的な検証内容は以下のとおりです。 検証①:音質(iPhoneで再生) 検証②:音質(Androidで再生) 検証③:ノイズキャンセリング性能 検証④:使いやすさ 検証① 音質(iPhoneで再生)まずは、iPhoneで再生した場合の音質を検証します。 イヤホン側が上位コーデックに対応していても、iPhoneではSBCまたはAACの下位コーデックで再生されます。そこで今回は、音の専門家・折原一也さんにiPhoneで再生した曲を聴いてもらい、高音・中音・低音・立体感・迫力・解像度の6項目で評価を行いました。 検証に使用した再生機器と再生ツール、試聴曲は以下のとおりです。いろいろな視点から評価するため、楽曲は4つの異なるジャンルから選定しています。
<試聴曲>
低音と楽器の再現力は良好。歌声がこもりがちなのが惜しいiPhoneで聴いてみると、低音の沈み込みと楽器の高い再現力が印象的でした。低音は情報量が豊富で、聴けば聴くほど細かなニュアンスまで伝わってきました。音空間の広がりもよく、ほどよい没入感も味わえます。 楽器については、ジャズやオーケストラの中高域をきれいに再現。音情報を詳細に描き出し、雰囲気たっぷりに聴けました。専門家からは、「ジャズのアコースティックな楽器の音がしんみり響く」と満足の声があがっています。 一方ボーカルの歌声は、少しクセがありどの音域もくもって聴こえたのが惜しいところ。「宇多田ヒカルの歌声はやや鼻になかるような詰まった音」との意見もあがっています。臨場感もそれほど感じられませんでした。 歌ものをよく聴く人にはやや不向きな印象ですが、クラシックなど楽器メインの曲が好みの人には活躍するでしょう。 検証② 音質(Androidで再生)次に、Androidでの音質を検証します。 今回は上位コーデックに対応しているハイレゾスマホを使用。iPhoneと同じく、折原一也さんに高音・中音・低音・立体感・迫力・解像度の音質を評価してもらいました。 検証に使用した再生機器・再生ツール・試聴曲は以下のとおりです。
<試聴曲>
厚みと立体感を備えたバランスのよいサウンド。歌声もクリアに響くAndroidで再生してみると、耳の横まで広がるような立体感と奥深さを感じられました。専門家からは、「音空間の広がりが大きくジャズの臨場感がよく出ている」など高評価なコメントがあがっています。 またiPhoneとは異なり、歌声がきれいに響いたのも好印象。クリアな高音域と厚みのある中音域で、女性・男性どちらの声も細かなニュアンスまでよく再現されていました。 低音は、メリハリは控えめなものの丁寧で深みがあるタイプ。大きな迫力はありませんが、音の厚みとパワーのバランスに優れているのがよいところです。 全体的にナチュラルで奥深く、聴けば聴くほどよさを味わえるサウンドといえます。楽曲をじっくり聴き込みたい人によいでしょう。 検証③ ノイズキャンセリング性能続いて、ノイズキャンセリング性能の検証です。 ノイズキャンセリングの要素を、遮音性・つけ心地の自然さに着目して評価しました。 検証にはmybest編集部の5人が参加し、平日11:00〜13:00の利用者が少ない時間帯に東京メトロの電車内で実施。音楽を流さずにイヤホンを装着し、以下のポイントを確認しています。 <評価のポイント>
つけ心地は自然で異音も感じない。遮音性能はいまひとつノイズキャンセリング性能は、今回検証したほかの商品と比べると控えめです。「ゴーっという音やモーター音が聞こえてしまう」との声が多く、中低音はあまりカットできませんでした。 高音は「音のボリュームがやや下がった」と感じた人がいる一方で、「高音の遮音性も弱い」という人も。ノイズをしっかり抑えたい人には、やや物足りない可能性があるでしょう。 一方で、つけ心地はとても自然です。「イヤホンを通して聞こえてくる音に違和感がない」との声もあり、ノイズキャンセリング特有の刺激音もありませんでした。 検証④ 使いやすさ最後に、使いやすさの検証です。 mybest編集部の5人が各イヤホンを使用し、次の4項目に重点を置いて評価を行いました。
耳にしっかりフィットし安定感も高い。シンプル操作で快適に扱える実際につけてみると、違和感なく耳にしっかりフィット。コンパクトな割にズレも感じられず、安定感も優秀です。 また、ペアリングが非常にシンプルで操作が簡単だったのも好評。モニターからは、「音量操作が本体でできるのがよい」「基本的な動作が直感的に行えた」「自動ON・OFF機能が便利」と、満足の声が多数あがりました。 ただノイズキャンセリングのON・OFF切り替え時に、音声のアナウンスがないのはややネック。「ONなのかOFFなのかわかりにい」との意見が寄せられています。 とはいえ、装着感・操作性ともに優れたアイテム。ノイズキャンセリングの切り替えに慣れてさえしまえば、快適に使用できるでしょう。 SENNHEISER CX Plus True Wirelessの詳細情報SENNHEISERCX Plus True Wireless12,078円 総合評価
SENNHEISER CX Plus True Wirelessの価格比較ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
高い遮音性を重視したい人には、こちらがおすすめ最後にほかの魅力的な商品もご紹介します。 高音から低音までしっかり遮音したいなら、SONYのWF-1000XM4をチェック。風や車輪の音・人の話し声などの雑音は、ほとんど何も聞こえないレベルまでカットできました。外出先だけでなく、集中して作業したいときにも重宝するでしょう。音の解像度も高く、ライブにいるような臨場感を楽しめます。 SENNHEISERのTrue Wireless 2も、ノイズカット性能に優れたアイテム。気になる走行音や会話音は全体的に小さくなり、ほかの商品と比べても高評価です。Androidでの音質は生の歌声を聴いているように臨場感たっぷりで、細かなニュアンスなどのリアルな変化まで堪能できました。 SONYワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWF-1000XM4860円
ゼンハイザーMOMENTUM True Wireless 3M3IETW2 BLACK13,178円 総合評価
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人気のfavlistCX Plus True Wirelessの再生時間は?IPX4の防滴仕様でエクササイズ、ワークアウト中でも使える。 再生時間はイヤホン単体で最大8時間、充電ケースを使用すると最大24時間の再生が可能。
CX Plus True Wirelessの重さは?超軽量!でもポケットにはやや入りづらいかも CX Plus True Wirelessの重量は、左右のイヤホン・充電ケースを全て含めても47gという軽さ。 イヤホン単体なら6gで、これはApple社の「AirPods Pro」と同じ重さです。
Sennheiser CX Plus True Wirelessのサイズは?CX Plus True Wirelessの仕様比較. ゼンハイザー CX Plus True Wirelessの発売日は?最安価格(税込):¥16,390発売日:2021年 9月28日価格.comの安さの理由は?
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