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炭素鋼 配管用パイプ SGP管 被覆/塗装管 2016/05/18 フランジ付硬質塩化ビニルライニング鋼管[SGP-FVA、SGP-FVB、SGP-FVD]の規格表です。配管サイズ、寸法、基本性能、使用圧力、使用温度、用途を記載しています。 この管は、フランジ付き鋼管の内面に硬質塩化ビニル管をライニングしたもので、直管と異形管に対応します。 目次
名称と略称、英語訳
種類、色と用途
温度と圧力性能参考図D=原管外形 表.フランジ付硬質塩化ビニルライニング鋼管の規格表 [外径、内径、厚さ]クリックで拡大します。
-炭素鋼, 配管用パイプ, SGP管, 被覆/塗装管 配管には様々な接続方法があり、接続方法によって価格や施工性が異なってくる。接続方法は配管材の種類によっておおよそ決まっており、使用箇所や配管口径により適切な接続方法を選択する必要がある。配管の接続方法で一般的に利用されているものを以下に記載する。 なお、配管材はさまざまな種類があり、配管の流体や使用箇所によって使い分けることになる。配管の材料と配管の接続方法の対応については別記事にまとめた。 参考記事 差込(差し込み接続)差し込み接続とは、配管材を配管継手に差し込んで接続する、硬質ポリ塩化ビニル管類に使われる接続方法である。有機溶剤を含んだ専用の接着剤を配管に塗ることで配管を溶かして接続する。接着剤はそれぞれの管種ごとに専用のものがあり、VP管やVU管用、HI管用、HT管用、RF-VP管用、耐火VP管用、空調用ドレン管用などがある。 VP管やVU管、HI管やHT管などの硬質ポリ塩化ビニル管の種類については別記事にまとめた。 参考記事 それぞれの管種ごとに差し込み継手の種類が決まっている。 TS継手とDV継手給水や給湯などに利用する配管は圧力がかかるため、差し込みしろの大きいTS継手を利用する。 排水や通気などの利用する配管は圧力がかからないので、TS継手より差し込みしろの小さいDV継手を利用する。 ねじ(ねじ込み接続)ねじ込み接続とは、配管の端部をねじきり加工し、継手にねじ込む接続方法である。ねじきり加工部から漏水しないようにシール材を塗布する。鋼管類のねじきりの場合は、ねじきり加工部からサビが発生する恐れがあるので、配管にはさび止めを塗布する。主に鋼管類に利用される接続方法であり、ねじきり加工が難しくはあるがステンレス鋼管や硬質ポリ塩化ビニル管などでも利用されている。 それぞれの管種ごとに差し込み継手の種類が決まっている。 管端防食継手(コア内蔵継手)内部を樹脂でコーティングした管端防食継手(コア内蔵継手)は、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管と水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管のどちらにも使うことができる。埋設以外に利用するVA管とVB管、PA管とPB管は通常のコア継手、埋設に利用するVD管とPD管は埋設配管用のコア継手を利用する。 参考予定>>異種金属接触腐食 なお、ライニング鋼管用の継手である管端防食継手(コア内蔵継手)が認可されたのが1993年頃であり、それまでのライニング鋼管の継手は通常の鋼管用のものが利用されており、サビの原因となっていた。よって改修現場などで配管の修繕の際はライニング鋼管であっても継手が通常の鋼管用である場合も多いので、既存配管の利用時は慎重な検討が必要になる。 VA管やVB管、PA管やPB管などの硬質塩化ビニルライニング鋼管の種類については別記事にまとめた。 参考記事 ドレネジ継手ねじ込み接続には、排水管専用に作られた鋳鉄製の継手であるドレネジ継手もあり、通常の鋼管のねじ込みより飲み込みしろが少ない継手である。排水用の鋼管類で使用されている。 フランジ(フランジ接続)フランジ接続とは、配管の端部をフランジ形に加工またはフランジ継手取り付けとすることで、配管同士をボルトナットで接続する接続方法である。 参考予定>>ガスケット 補足 組フランジと相フランジ 組フランジは、ネジこみ継手の一種であり、フランジとボルトナットが一体となったセットである。組フランジはフランジとボルトナットが一体となっているため、施工時には一旦外してガスケットやパッキンを挟み込み接続する。ボルトはフランジに付いているため、ボルト側を押さえずともナットを締めることができる。以前は多く利用されていたようであるが、現在はシェアが減っている印象がある。 相フランジは、管端のフランジの相手になる片側フランジを指す。相フランジの継手は、ネジこみ継手に限らず多く利用されている。溶接フランジやルーズフランジ、工場製作フランジなどのフランジは、相フランジである。 なお、規格が異なるため、相フランジと組フランジは接続はできない。 溶接接続など溶接接続溶接接続とは、配管の端部同士を溶接により溶かして接続する接続方法である。 堅ろう付け(ろう付け接続)熱による変化が大きい金属類は、溶接接続を行うことが出来ない。その場合に別の金属を溶かしてろうにして、ろう付けにより接続する。 主に銅管に使われる接続方法であり、りん銅や銀などを溶かしてろう材としている。火気を利用するので十分な注意が必要である。 軟ろう付け(はんだ付け接続、ソルダー接合)熱による変化が大きい金属類は、溶接接続を行うことが出来ない。その場合に別の金属を溶かしてろうにして、ろう付けにより接続する。 主に鉛管に使われる接続方法であり、鉛スズ合金などを溶かしてろう材としている。鉛管のほかに加工の容易さから給湯用の銅管も軟ろう付けにより施工することもある。火気を利用するので十分な注意が必要である。 なお、現在鉛配管は鉛中毒による健康被害を防止する観点から新規に配管することは推奨されていない。1995年には上水に利用することは全面的に禁止され、排水通気用鉛管も改修現場の衛生器具とのつなぎ部分でしか見受けられない。 熱間接合と冷間接合接合方法のうち、熱を加えて接合するものを熱間接合といい、反対に熱を加えず常温で接合することを冷間接合という。配管の接合では、硬質ポリ塩化ビニル管やポリエチレン管の接合で使われる言葉である。 硬質ポリ塩化ビニルの場合、熱風を噴射しながら溶接棒を用いて溶接を行うことを熱間接合、上記に示した差し込み接続による接合を冷間接合という。以前は公共建築工事の標準仕様書にも記載があったが、現在は硬質ポリ塩化ビニルの熱間接合と冷間接合という表記は存在しない。 電磁融着継手による接続電磁融着とは、融着のための電熱線を内蔵した継手の内面と配管の外面を加熱融着させる接続方法である。加熱には専用の機器を利用する。 メカニカル継手による接続メカニカル継手とは漏水防止と脱落防止の仕組みを持った継手の総称であり、配管材の種類ごとに様々なメカニカル継手が開発されている。以下によく利用されているメカニカル継手を記した。 MD継手MD継手は、ゴム輪を付けた配管を差し込み継手に押し込み、ボルトナットで締め付けることで漏水を防止する継手である。 拡管継手拡管継手は、ゴム輪を継手に押し込み、袋ナット状の部品で締め付けることで漏水を防止する継手である。 フレア式継手フレア式継手は、袋ナット部分で配管端部を締め付けることで漏水を防止する継手である。 補足 フレア式継手は銅管専用のものが一般的であるが、フレア加工自体は肉厚が薄い金属管類に広く用いられている。 参考予定>>異種金属接触腐食 プレス式継手プレス式継手は、継手部分で配管を圧縮し、かしめることで脱落を防止し、継手内のオーリング(О形のシール材)が漏水を防止する継手である。 M種管継手M種管継手は、配管を差し込むことで、継手内のオーリング(О形のシール材)が漏水を防止し、ロックリングが脱落を防止する継手である。 ポリブテン管や架橋ポリエチレン管は、基本的にはエルボ等を利用せず配管自体を曲げることで目的地に到達させる配管であるので、配管の末端以外は継手レスとなり、継手からの水漏れの可能性が少なくなる。 ハウジング継手ハウジング継手は、配管と専用継手でガスケットを押し込み、ボルトナットで締め付けることで漏水を防止する継手である。 ストラブカップリング継手ストラブカップリング継手は、継手の内側全周のシールゴムを、継手外側のグリップ部品で挟み込み、グリップのボルトを締め付けることで漏水を防止する継手である。各メーカーにより様々な配管材に対応したストラブカップリング継手が開発されている。 クランプ継手や圧着ソケット継手クランプ継手や圧着ソケット継手は、配管の漏水部分の補修用の継手である。主に配管の改修工事で利用される継手で、新設配管では使用不可とされることが多い。各メーカーにより様々な配管材に対応したクランプ継手や圧着ソケット継手が開発されている。 クランプ継手は、ストラブカップリング継手と似たような継手形状で、継手の内側全周のシールゴムを、継手外側のグリップ部品で挟み込み、グリップのボルトを締め付けることで漏水を防止する継手である。 圧着ソケット継手は、継手の内側全周のシールゴムを、継手外側の圧着部品で挟み込み、ボルトナットを締め付けることで漏水を防止する継手である。 水路の接続(上水道や下水道)上水は水道局から、道路などに埋設された配管(上水道)を通り各供給先に送られている。 ゴム輪接続(RR接合法)ゴム輪接続とは、水路用の配管の接続方法の一種で、ゴム輪のついた受け口に、挿し口を押し込むことで接合させて漏水を防止する接合方法である。水路用の硬質ポリ塩化ビニル管(水道用硬質ポリ塩化ビニル管と下水道用硬質ポリ塩化ビニル管)や、コンクリート管、ダクタイル鋳鉄管で利用されている。 耐震継手接続耐震継手接続とは、ゴム輪接続と同様に、水路用の配管の接続方法の一種で、ゴム輪のついた受け口に、挿し口を押し込むことで接合させて漏水を防止する接合方法である。さらに受け口についたロックリングが地震時の脱落を防止する継手である。ダクタイル鋳鉄管で利用されている。ボルトナット締め付けによりゴム輪を押しこむK形と、配管形状でゴム輪を押しこむT形とがある。 接着接合(モルタル接続)接着接合とは、水路用の配管の接続方法の一種で、配管端部に接着剤を塗布することで接続する。コンクリート管で利用されている。 コンクリート配管は、配管末端の形状でA形、B形、C形がある。直管形をA形、内径が75~900mmのソケット継手形をB形、内径が900mm~1800mmのインロー継手形をC形という。A形とC形はモルタル接続、B形はゴム輪接続である。 ライニング鋼管のデメリットは?塩化ビニルライニング鋼管(VLP)のデメリット
従来の亜鉛メッキ鋼管よりはるかに性能が優れています。 しかしメンテナンスコストが高く、設置後数十年で継手部の赤錆による水漏れ対策などを行わなくてはなりません。 多くの場合、二十年も経つと、配管内の閉塞や水漏れ、水道水の品質低下などが発生します。
硬質塩ビライニング鋼管の特徴は?硬質塩化ビニルを内面にライニングした鋼管なので、優れ た機械的性能を持っています。 内面ライニングに使用している硬質塩化ビニル管は耐久性 に優れ、管端防食継手との組み合わせにより、優れた防食 性・耐久性を有します。 内面の塩化ビニル管表面は、平滑でスケールなどの付着 がほとんどなく、経年による流量低下がありません。
塩ビライニングの耐熱温度は?耐熱性硬質塩化ビニル管採用により、常用最 高使用温度 70℃、最高使用圧力 1.0MPa を 実現。
ライニング鋼管の材質は?耐食性、耐薬品性に優れている内面は硬質ポリ塩化ビニル管であり、耐食性、耐薬品性に優れています。. 機械的強度が大きい機械的強度が鋼管と同じです。 したがって長いスパンも可能です。. 内面が平滑で摩擦抵抗が小さい内面は平滑な硬質塩化ビニル管であり、摩擦抵抗が小さく、スケール等の付着がほとんどありません。. |