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モバイルデータ通信を設定
Set Cellular Data
説明
デバイスのモバイルデータ通信機能を、ON, OFFにします。
iPod touch, Wi-FiモデルのiPadにはモバイル通信機能が存在しないため、当アクションは使用できません。
出力
なし
プロパティ
状態
状態を、直接指定・変数で指定します。
プロパティ「処理」を変更に設定すると、このプロパティが表示されます。
値は以下の通りです。
- オン
- オフ
- マジック変数を選択
- 毎回尋ねる
切り替え方法を、直接指定・変数で指定します。
値は以下の通りです。
- 変更指定した状態に変更します。
- 切り替えるオンの場合はオフにし、オフの場合はオンにします。
- 毎回尋ねる
参考
アクション「ネットワークの詳細を取得」で、携帯電話回線に接続可能な状態かをどうか取得することができます。
ただしモバイルデータ通信の状態は取得できません。
いわゆる格安SIMと呼ばれるMVNOを利用している人は多いと思う。月額料金が安いのは良いけど、欠点はユーザーからのアクセスが多い昼休みにネットワーク速度が遅くなる回線が多いことだ。外出先で「遅いな」と思うと大抵12時を回っている。 この欠点を解消する方法が「デュアルSIM」だ。最新のiPhoneなどデュアルSIMに対応している端末は多い。デュアルSIM端末なら、MVNOの他にドコモなどの3大キャリア、1GB未満無料の楽天モバイルのSIMを入れることができる。 昼休み以外はMVNO、昼休み中だけは別のキャリアへ変更すれば、ストレスなく使うことができる。 昼休みにモバイル回線を簡単に切り替える方法をご紹介します。
例によってiOS「ショートカット」を使う。だが、モバイル回線を自動的に切り替えるショートカットは設定できない。仕方がないので、モバイル回線を変更する画面を自動的に表示させるショートカットを作成する。格安SIMの弱点をカバー
昼休みにモバイル回線を簡単に切り替える方法
「個人用オートメーションを作成」をタップ
「時刻」をタップ
「時刻」を「昼休み開始時間」に合わせる(ここでは12:00)
「繰り返し」の「毎週」をタップして、実行する曜日を設定する(ここでは土日休み)
右上の「次へ」 → 「+アクションを追加」をタップ
URLに下記のアドレスを入力して「次へ」をタップ。このURLは「URLスキーム」と呼ばれるもので、iOS内の「設定」を直接呼び出すことができる
「prefs:root=MOBILE_DATA_SETTINGS_ID&path=CELLULAR_DATA_OPTIONS」
「実行の前に尋ねる」をオフにして「完了」をタップ。これで、平日の12:00になると、モバイル通信切り替え画面に自動的に遷移する。
自動で切り替えると嬉しいけど
前述の通り、モバイル通信を自動的に切り替えることはできないが、このオートメーションを設定すれば、1タップで回線を切り替えることができる。
昼休み終了時間にも自動的にモバイル通信切り替え画面が表示されるので、本来使いたくない回線のままにしてしまう失敗が減る。
このショートカットを利用すれば、MVNOと楽天モバイル双方のSIMを入れておけば、昼休みだけMVNOより比較的高速な楽天モバイルに切り替えることができる。昼休みだけの使用なら、1GBを超えることも少ないだろうから楽天モバイルの支払いを無料で運用することができそうだ。
毎日2回も画面が勝手に表示されるのが面倒なら、「オートメーション」ではなく「マイショートカット」にこのショートカットを設定してホーム画面に置き、昼休み時間終了時だけ「オートメーション」に設定しておけば、昼休みに遅いと感じた時だけホーム画面のショートカットをタップする。昼休み終了時には画面が自動的に表示されるので、「切り替え忘れ」を防ぐことができる。
デュアルSIMで運用している人はお試しください。
IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも99円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。
22Nov2021
iPhoneをデュアルSIM運用している方は、楽天モバイル回線がつながらない時、設定アプリからメインSIM切替して使う機会が多いと思います。私も楽天モバイルのモバイルデータ通信使い放題を使用しているので、メインは楽天モバイルにしています。そしてサブにIIJmio回線を使っているので、楽天モバイルが圏外の時にIIJmio回線に切替えて凌いでいます。
建物内での楽天モバイルの電波は相変わらず不安定で、LINEを送ったつもりが送れていなかったり、誰からも連絡が来ないと思っていたら長い間圏外状態だったという事も良くあります。
急ぎで連絡を取りたい時に、楽天モバイル回線が不安定で何度も通話が切れるイライラも日常茶飯事。そんな時に毎回、設定を開いてサブ回線にSIM切替を行うのは非常にまどろっこしい。
そこでURLスキームを利用して、ショートカットアイコンがホーム画面に追加する方法を解説します。「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」→「モバイルデータ通信の切替を許可」が一発で可能になります。
ショートカット
評価:(4/5)
無料
ショートカットは、iPhone上の作業を何でも自動化してしまう神アプリ。
選択した画像でGifアニメを作ってツイッターに投稿したり、見ているWEBページ内の画像をワンタップで、全てダウンロードしたり、手数が掛かるあらゆる作業が自動にできます。
※このアプリは、Appleが買収した事により無料化されました(旧Workflow)
ショートカットの作成方法
ショートカットを起動し、右上の「+」をタップ▼
+アクションを追加から「Web」を選択▼
「URL」をタップ▼
URLに下記のURLスキームを貼り付ける
prefs:root=MOBILE_DATA_SETTINGS_ID&path=MOBILE_DATA_SETTINGS
下のWebを引っ張りだして「Safari >>URLを開く」を選択▼
右上のアイコンをタップ▼
ホーム画面に追加を選択し、ショートカットに名前を付けて「追加」▼
ホーム画面にショートカットが作成されていたら完了です▼
タップすると「モバイルデータ通信」画面が開くのでメインSIMを切り替える事ができます▼
アイコンの変更方法
アイコンを変更したい場合、下の画面からアイコンをタップしてカラーとグリフを選択する事ができます▼
まとめ
iPhoneの設定に「モバイルデータ通信の切替を許可」という設定があるのですが、これはメインSIMの電波が圏外であればサブSIMに自動切換えしてくれるのでは無いんですよね。
電話状況や回線状況に応じて、使用する回線が自動で切り替わると書かれていますが、これは音声通話のみに有効なようです。音声通話を受けるとeSIMが一時的に無効化され、データ通信が自動的にサブ回線へと切り替わります。そして音声通話が終わるれば元に戻るという機能。
楽天モバイルのパートナー回線のように、データ通信が圏外の時には自動的にサブ回線に接続してくれるものと誤解していて痛い目に合いました。
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iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。